【正式発表】リバプールが日本代表FW南野拓実のASモナコ移籍を発表！

遡ること2020年1月、RBザルツブルクからリバプールに加入。イングランド・サッカーのフィジカルに苦しめられて、結果を残せなかった日本代表FW南野拓実。期待されたブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの代役は務まらず、サウサンプトンで半年間の武者修行に勤しんだ。

昨シーズンはふたたびアンフィールドに戻り、カップ戦で大活躍。カラバオカップとFAカップ、それぞれのファイナルで出番こそなかったが、決勝進出に大きく貢献した。全大会を通じて、10ゴールと二桁得点を記録したものの、シーズン後半はベンチ外が続き、今夏限りでの退団が濃厚と見られていた。

プレミアリーグからも関心が届く中、争奪戦を制したのはASモナコ。リーグ・アン（フランス）で昨季3位に入り、各国の代表選手も揃う実力のあるクラブだ。中盤の要でもあったフランス代表MFオーレリアン・チュアメニ売却により潤沢な資金を得た同クラブは、日本代表フォワード獲得に成功した。

ここで、モナコを率いるフィリップ・クレメント監督が先走る。加入に喜びを示すコメントを残していたこともあり、加入は確実視されていたが、本日ついにリバプールから正式発表がなされた。

2年半過ごしたリバプールでは、通算55試合14ゴール3アシストを奪った。カタールW杯を睨み、プレー時間を確保するためにも移籍は避けられなかった。ファンとしては、引き続きプレミアリーグでのプレーを見たかったが、新たなチャレンジにフランスを選んだ。

ユルゲン・クロップ監督にも練習での態度やプレーを評価され続けた日本代表は、新天地でポジション争いを勝ち抜き、レギュラーの座を射止めることができるだろうか…？