シーズンが終わるに差し掛かり、試合出場どころか、ベンチ入りすら難しくなった日本代表FW南野拓実。リバプールでは、モハメド・サラーやサディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、ディオゴ・ジョッタ、ルイス・ディアスら強力フロントファイブの牙城を崩せなかった。
カタールでのワールドカップを半年後に控え、プレー時間を確保しなければならない日本代表FWは、完全移籍が濃厚と言われ続けた。リーズ・ユナイテッドやサウサンプトン、フラムらプレミアリーグからも関心が寄せられる中、新天地はリーグ・アンで戦うASモナコに決定。
キリアン・エムバペやファビーニョらも所属していたこともあるフランスの強豪クラブで、新たなキャリアを歩むことになった元リバプールFWは、同クラブの公式サイトに向けて、加入できた喜びを語っている。
「ASモナコに加入できたことは、僕にとって大きな喜びだよ。」
「2年連続で表彰台に上り、エキサイティングなリーグで最も認知されているクラブのひとつであるASモナコのプロジェクトに参加でき、うれしく思っています。」
「新しい環境を発見し、チームのために全力を尽くせることを楽しみにしている。」
新天地にも有能なフォワード陣や攻撃的ミッドフィルダーは揃っており、簡単にはスタメンの座を奪えないかもしれない。それでも、リバプールで培った力や、本来持つひたむきさで、最終的には毎週末プレーする姿を見れるはずだ。
リーグのレベルは少し劣り、パリ・サンジェルマンが自慢の資金力でリーグを圧倒しているが、日本代表FW南野拓実が加わったASモナコが番狂わせを見せてくれる…と祈っている！