『浮き沈みがあった…』 – “今夏リバプール退団” 元ドイツU-21代表GKロリス・カリウスが、6年間を振り返る!

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Liverpool goalkeeper Loris Karius hints at possible move in this winter チーム

ベルギー代表FWディボク・オリギやウェールズ代表FWベン・ウッドバーンらとともに、契約満了に伴って、2021-22シーズンをもってリバプールを退団する元ドイツU-21代表GKロリス・カリウス。2016年にマインツから加入して以来、6年間を過ごしたクラブを後にする。

ただし、元マインツGKのリバプール生活は波瀾万丈。ベルギー代表GKシモン・ミニョレとのポジション争いを制したかと思った矢先に、チャンピオンズリーグ決勝での失態でキャリアは急降下。ブラジル代表GKアリソン・ベッカーの加入により、居場所を失いトルコにレンタル移籍を果たす。

出番を得ていたものの、サラリー未払いや首脳陣との関係悪化が顕在化。2020年には契約を解消し、その夏にはウニオン・ベルリン(ドイツ)にローン移籍。第2GKとして出場機会はほとんど訪れず、昨シーズンは残留したがベンチ入りすら出来ずに、若手GKらにも序列で負けてしまうほど。

この冬にも退団の噂が取り沙汰されたが、シーズン終了までリバプールでのプレーが確定。トレーニングセンターでの練習に励む日々に、選手としても退団を希望していても何ら不思議はない。そして、契約更新の話はなく、6月末でリバプールを離れることになる。

苦悩の日々となってしまったアンフィールドでの6年間を振り返った元ドイツU-21代表GKは、素直にアップダウンのあるキャリアだったと認め、新たなクラブについてはドイツでも他の国でも、首脳陣との相性が鍵を握っていると発言した。

 「浮き沈みがあった。それはゲームの一部であり、それがサッカーだね。ただ、僕は人間として成長したよ。」

「この決意を胸に、次の仕事に臨みたいと思います。」

「(新天地では)”良い思い” に浸りたい。クラブはドイツでもいいし、海外でもいい。ただ、責任者との相性が合うかどうか、彼らが僕に対して好感を持っているかどうか、そして僕が彼らと好感を持っているかどうかが大切だ。」

beIN Sports

約2年間もほぼ試合に出れておらず、その能力を披露する機会すらなかっただけに、獲得に乗り出すクラブは少ないかもしれない。母国でもあるブンデスリーガや2部リーグが本命にも思えるが、まだ29歳とGKとしては中堅だけに、気持ちよくプレーできるチームを見つけ出せることを祈っている…

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