2023年まで契約を結ぶ元RBライプツィヒMFナビ・ケイタは、リバプールでは怪我に悩まされ続けた。度重なる負傷に伴う戦線離脱で、コンディションを取り戻したかと思うと、戦列を離れるということを繰り返してきた。
しかし、昨シーズンは違った。2021年11月から12月にかけて、ハムストリング負傷で離脱していたものの、その後は怪我もなくチームに帯同。ファーストチョイスとまで行かなかったが、FAカップやカラバオカップでは先発を任されており、コーチ陣からの評価は高い。
新シーズンはレギュラー定着が期待される年になるが、その前にリバプールは同選手との契約延長を締結したい意向を示しており、話し合いをスタートさせている。ただし、交渉は順調ではないのかもしれない。
『Libero』によれば、ギニア代表MFは現時点でリバプールに未来を誓うことを避けたい方針で、新契約締結に興味を示していない。ジョーダン・ヘンダーソンやチアゴ・アルカンタラらに序列では負けており、カーティス・ジョーンズら若手の台頭も重なり、長期契約に躊躇している可能性がある。
現行契約のままであれば、来季終了後にはフリーで新天地を探せるため、選択肢の自由度は増す。一方で、リバプールは移籍金を逃す格好になるため、是が非でも契約更新にこぎつけたい。
同紙によると、そんな状況を知ってか知らずか、ユベントスが関心を抱いており、戦力外扱いを受けるフランス代表MFアドリアン・ラビオを交換条件に、ギニア代表MFの獲得を目論んでいる。今回の報道では、あくまで今夏での獲得であり、1年待つことはないとしている。
昨シーズンには、40試合4ゴール3アシストと充実したシーズンを過ごした元RBライプツィヒMFと新契約締結に向けて、ジュリアン・ウォードSD率いるリバプールは説得することができるのだろうか…?
エジプト代表FWモハメド・サラーに次ぐ、契約更新のニュースとなるか朗報を待ちたい…!