昨シーズンは、アフリカネイションズカップでエジプト代表FWモハメド・サラーやセネガル代表FWサディオ・マネがチームを離れた時期において、ウィンガーとして得点で貢献したものの、その後はベンチ外が続いた元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレン。
そのプレー時間の少なさから、今夏での退団が取り沙汰された同ミッドフィルダー。しかし、最近の報道では今シーズンは残留し、契約が満了となる2023年にフリーで退団するのでは?との見解が大部分を占めた。
『The Athletic』ジェームズ・ピアース記者によれば、残留が確定しているわけではなく、適切なオファーが届き、さらに選手本人が移籍を志願した場合には他クラブへの売却を容認するようだ。
「ユルゲン・クロップ監督は彼の能力に満足している。」
「中盤の強化は明らかに議論の的だが、適切な選手を適切な価格で獲得できない限り、そのエリアを強化するのは来年の夏まで待つことになるだろう。」
「アレックス・オックスレイド=チェンバレンに関して、リバプールは許容できるオファーを受け取り、選手が他のクラブでレギュラーとしてのプレー時間を求め移籍したいと決断した場合、彼の移籍を邪魔することはない。」
「28歳ミッドフィルダーは契約期間が1年残っており、その価値はおよそ1000万ポンド(約14億円)とされている。」
「アレックス・オックスレイド=チェンバレンは、昨シーズンの最後の数ヶ月は完全に居場所を失ったが、それ以前のアフリカネイションズカップでの貢献は忘れてはならない。彼が移籍を迫らない限り、彼はチームプレーヤーとして留まるだろう。」
カタールW杯も控え、イングランド代表復帰が目指せる最後の機会。スリーライオンズに限らず、サッカー選手として試合に出れない日々は耐え難いはずで、プレシーズンでの序列次第では移籍志願するかもしれない。
現時点ではおそらくプレシーズンでポジションを争い、ふたたび首脳陣の信頼を得ることを目標にしているはず。シーズン前にライバルたちとの戦いを勝ち抜き、リバプールに加入した初年度のようなパフォーマンスを取り戻せるだろうか…?