リバプールにとってのプレミアリーグ開幕戦、クレイヴン・コテージでのフラム戦で負傷したスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ。臀部を気にしながら、ぎこちない歩き方でピッチを去った同選手の負傷の具合は懸念事項となっていた。
英『The Athletic』ジェームズ・ピアース記者によれば、検査の結果、最大6週間に上る離脱が確定した。回復次第では早い復帰も可能ではあるが、ハムストリングだけに慎重な対応が求められ、ユルゲン・クロップ監督であれば無理はさせないはずだ。
離脱期間が明確になり、チアゴ・アルカンタラは次節クリスタルパレス戦から、9月中旬に開催されるスタンフォードブリッジでのチェルシー戦まで欠場が見込まれる。ミッドフィルダー陣に負傷者が相次いでいるだけに、チームの総合力が試される期間になりそう。
【欠場予定の試合日程】
- クリスタルパレス(ホーム)
- マンチェスター・ユナイテッド(アウェイ)
- ボーンマス(ホーム)
- ニューカッスル(ホーム)
- エバートン(アウェイ)
- CLグループステージ第1節
- ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ(ホーム)
- CLグループステージ第2節
- チェルシー(アウェイ)
一方で、毎シーズンのように怪我を負い、数ヶ月間の離脱を繰り返しており、リバプールにとっては懸案事項となっている。攻撃のリズムを生むパス捌きだけじゃなく、高い位置でのプレッシングでボールを奪う機会も多くなっていただけに、大きな痛手になることは間違いない。
それでも、ハーヴェイ・エリオットやナビ・ケイタ、ファビオ・カルヴァーリョあたりにとっては実力を示すチャンス。エリオットやカルヴァーリョはクラブの未来を担う逸材であり、今シーズンで覚醒を遂げてくれることだろう…