コミュニティ・シールドではマンチェスター・シティに勝利し、意気揚々と臨んだプレミアリーグ開幕節。ロンドンに乗り込み、フラムの本拠地でのプレーと言えども快勝が予想された中、ホームチームの脅威的な運動量はリバプールを凌駕した。
コミュニティ・シールドで途中出場から得点を挙げたダルウィン・ヌニェスを途中投入。ハーヴェイ・エリオットらとともに試合の流れを変え、同点弾を奪取。ふたたびリードされた終盤には、トラップミスを拾ったモハメド・サラーが6シーズン連続での開幕戦ゴールで、勝ち点を分け合った。
この試合でセンターフォワードとして先発した元ブラジルFWロベルト・フィルミーノは目立った活躍ができなかった。激しいプレッシングで自由を奪うフラムに対して、最もプレスが激しい位置でプレーしていたブラジル人フォワードはボール保持に苦労。
チームを率いるユルゲン・クロップ監督もフラム戦では活躍できなかった事実を認めつつも、1試合だけで判断を下すことはないと断言。プレシーズンでは十分なパフォーマンスを披露しており、今後に期待を覗かせている。
「彼はとても大切な存在だ。」
「前回の試合では、様々な理由で彼をうまく見つけられなかった。分析した結果、センターラインがブロックされることが非常に多かったんだ。」
「彼はうまくプレーできず、ゲームに溶け込むのが難しかった。しかし、我々は1試合だけで彼を判断しているわけではない。」
「彼は良いプレシーズンを過ごしたし、シーズン中もその恩恵を受けるだろう。プレミアリーグで200試合出場は悪くないし、そのほとんどは私と一緒だったね。」