セネガル代表FWサディオ・マネがドイツに去り、ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスを獲得したリバプール。昨シーズン途中に補強したコロンビア代表FWルイス・ディアスらとともに、新たなフロントスリーとして数多くのゴールが期待される。
最強フロントスリーの一角が崩れたことで、世代交代に足を踏み入れている。若き逸材コンビ、ハーヴェイ・エリオットやファビオ・カルヴァーリョらをウイングで起用する試合もあり、フォワード陣の平均年齢がぐっと下がった。
さらなる前線強化を目論むリバプールだが、過去にはマンチェスター・シティに所属し、2020年にバイエルン・ミュンヘンに移籍したドイツ代表FWリロイ・サネへの関心が報じられている。契約期間は2025年までであり、多額の移籍金が必要になりそうだ。
ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、報道に出ている通り、リバプールやマンチェスター・ユナイテッドからの関心を否定することせず、今夏での移籍については全面否定している。
「リロイ・サネがリバプールやマンチェスター・ユナイテッドに狙われているという話が盛り上がっているは知っているが、まだそれほど興奮することはないだろう。」
「今のところ、バイエルンはレロイ・サネを売却するつもりはない。ロベルト・レヴァンドフスキが去ったばかりで、シーズンを通してさらなる解決策が必要となる。どのクラブにとっても厳しい取引になるだろうし、バイエルンにはまだ何のオファーもない。」
「(ロベルト・)レヴァンドフスキがいない今、(リロイ・)サネはより大きな役割を担い、これまでバイエルンにおいて “やや” 失望させられてきたプレーを改善できると、私は信じている。キングスレー・コマンやセルジュ・ニャブリのような選手もより多くの責任を負うことになり、彼らの助けになるだろう。」
CaughtOffside
ブンデスリーガに帰還して以来、本領発揮まで至っていない元シャルケのスピードスター。その能力は誰もが認めるものの、26歳となり伸び悩み感が否めない。イタリア人ジャーナリストが言っている通り、今シーズンはエースが退団したことで、覚醒するために重要なシーズンになり得る。
進化した快速ウインガーは、来シーズン以降でプレミアリーグ再上陸はあるのだろうか…?