フラムやクリスタル・パレス戦で引き分け、マンチェスター・ユナイテッドとのアウェイでの戦いでは今季初めての敗戦。開幕節から3試合連続で白星を逃し、リバプール率いるユルゲン・クロップ監督にとって最悪のスタートとなった。
負傷者が多く、主力組が高齢化。新戦力もまだフィットしているとは言い難く、満足の行くメンバーを選べない中で、苦しい戦いが強いられたリバプール。しかし、アンフィールドで開催された今節・ボーンマス戦ではこれまでの鬱憤を晴らすかの如く、得点を重ね続けた。
ルイス・ディアスのオープニングゴールを皮切りに、ハーヴェイ・エリオットやファビオ・カルヴァーリョらにもリバプールでのプレミアリーグ初ゴールが生まれ、驚愕の “9得点” を奪い勝利。この試合で、3点目となる豪快なミドルシュートを沈めたイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドがチームのパフォーマンスを称えた。
「負けたときはいつでも、次の試合に勝ちたいと思うものだ。3試合とも残念な結果で、証明しなければならないことがあった。メインの目的は勝つことであり、見事な形でそれを達成したね。今日の試合は特別だった。チャンスをものにしたし、選手たちも素晴らしかった。」
「それが月曜日のあとで必要だったことだ。僕らの目的は、ブロックから抜け出すこと。今日はここの雰囲気に乗ってプレーできた。最初のシュートからリードし、素晴らしい試合、素晴らしいパフォーマンスだった。」
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ミッドウィークには的確な補強で戦力アップし続けるニューカッスル・ユナイテッドとの難しい試合が待ち受ける。この試合でまさかのノーゴールに終わったエジプト代表FWモハメド・サラーの大爆発してくれることだろう。
一方で、この試合で嬉しい初ゴールを奪ったポルトガルU-21代表MFファビオ・カルヴァーリョ。イングランド代表DFは同選手がうまくチームに馴染んでいる事実を明かしつつも、さらなる活躍を見せてくれると期待を寄せている。
「彼は仲間とうまく調和し、自分の足で世界を手に入れた。彼はきっと素晴らしいことをやってのけるだろう。」
「彼は、チーム内でポジションを獲得し、インパクトを与えることが重要であり、今日もゴールを決めてくれた。彼は今シーズンのために本当に良い土台を築いたので、さらに前進してくれることを期待している。」
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