締切が刻一刻と迫るこの夏の移籍市場で、新たなミッドフィルダー探しに動き出しているリバプール。負傷者が多かったこともあり、移籍マーケットの最終局面で理想的なミッドフィルダーを連れてきたいが、なかなか交渉は進んでいない。
ターゲットのひとりとして報じられているのが、RBライプツィヒに所属するオーストリア代表MFコンラート・ライマー。中盤でプレッシングを行いつつも、ボールを前線に運べる条件に合った選手と言える。
しかし、『wett freunde』でオーストリア代表MFの移籍可能性を問われたファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)は、可能性がゼロではないことを口にしつつも、非常に難しい交渉が待ち受けるだろうと、同選手を巡る状況を伝えている。
「コンラート・ライマーはリバプールが探っている選手のひとりだが、彼だけではなく、多くの選択肢がある。」
「個人的な意見としては、コンラート・ライマーはリバプールにぴったりだと思う。彼らはエネルギーに溢れたあのような選手を本当に必要としている。」
「彼がリバプールに行く可能性はあるが、ドイツのクラブは移籍市場の終わりにはいつも交渉が難しいものだ。」
「RBライプツィヒはコンラート・ライマーを引き留めたいと何度も言っている。」
「コンラート・ライマーはバイエルン・ミュンヘンと合意しており、サディオ・マネと同じ代理人がいるため、バイエルンとの関係も良好だ。」
「問題は、RBライプツィヒが移籍市場の終わりに重要な選手を売りたくないということだ。だから、リバプールにとっても悩みの種だろう。」
はたして、リバプールは新たなミッドフィルダー獲得なるか。ただし、誰彼構わず獲得するつもりは毛頭なく、適切な選手を適切な金額で補強できるチャンスがなければ、誰もチームに加わらずに夏を終えることもあり得る。
その場合には、ボルシア・ドルトムントMFジュード・ベリンガムに全集中することになる。移籍市場が閉まるまでは何が起こるかわからない…最後の最後まで目が離せない展開が続きそうだ!