アレックス・オックスレイド＝チェンバレンやチアゴ・アルカンタラ、ナビ・ケイタらが負傷離脱。カーティス・ジョーンズが戻り、ハーヴェイ・エリオットが印象的なパフォーマンスを見せ、ボーンマスを粉砕したが、リバプールのミッドフィルダー探しは終わらない。
しかし、今夏の移籍市場における期日は刻一刻と迫っている。ウルブスMFルベン・ネヴェスやRBライプツィヒMFコンラート・ライマーらへの関心が噂されるものの、締め切りまでもうまもなくのタイミングで主力を売りたがるクラブはない。
移籍報道に進展が見られずに、新たな戦力補強は非現実的になってきた。元々、適切な選手でなければ獲得はしないという方針を示している。ニューカッスル戦に向けたプレスカンファレンスに参加したユルゲン・クロップ監督はまだ市場にいることを明言したが、どうなるかは分からないと本音を吐露した。
「う〜んと、そうだな。ギリギリになればなるほど、可能性は低くなる。そんなもんだ。なんて言えばいいんだろう。我々はまだ市場にはいる。（選手の名前は）言えないし、言いたくもない。難しい。本当に難しいんだよ。」
「確かに適切な選手も何人かいるけれど、彼らには違った問題がある。契約問題やクラブが売りたくないとか…そういうもので、無理強いはできない。いずれ分かることだよ。」
「正確にはいつ終わるのだい？木曜日の11時だから、まだ時間はあるね。でも、期限が終わって、サインしたかしなかったか、その瞬間に考えるのを止められるので、それはうれしいね。そのときは、現メンバー、いまのチームに集中し、シーズンで直面するすべての問題に立ち向かい、整理し、一緒に乗り越えていく準備ができている。」
「一緒にというのは、毎日ソーシャル・メディアやそういった媒体で積極的なサポーターでさえも、それをやめることができるという意味も含む。なぜなら、私たちには良いサッカーチームがあり、怪我人がいて、彼らが戻ってくるからね。」
はたして、リバプールは新たな選手を期日前までにチームに迎え入れるのか。もしくは、来夏にイングランド代表MFジュード・ベリンガムに予算の大部分を突っ込むのか…