ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンがチェルシーに入り、マンチェスター・ユナイテッドは莫大な移籍金でアヤックスからFWアントニーを獲得。リバプールはユベントスからMFアルトゥールをレンタルで獲得する一方、マンチェスター・シティはスイス代表DFマヌエル・アカンジを緊急補強。
ビックリするほどの大型移籍はなかったものの、数多くのクラブが駆け込み補強を行った。サウサンプトンはローン移籍だが、ポーランド代表DFヤン・ベドナレクをアストン・ヴィラに放出したため、新たなセンターバックを求めていた。
『The Athletic』デイビッド・オルンシュタイン記者によれば、サウサンプトンはリバプールDFナサニエル・フィリップス獲得に動き出したようだが、リバプールは放出を躊躇。イングランド南部のクラブは、最終的にクロアチア代表DFドゥイェ・チャレタ=ツァルとスペインU-19代表DFフアン・ラリオスをチームに迎えている。
🚨 EXCL: Aston Villa have agreed to sign Jan Bednarek from Southampton on 1yr loan. 26yo centre-back has chosen #AVFC & is heading to medical. #SaintsFC tried for Nat Phillips but Liverpool reluctant, so will pick from 2 other options @TheAthleticUK #WHUFC https://t.co/RUkOpSOZNW
— David Ornstein (@David_Ornstein) September 1, 2022
ジョエル・マティプがトレーニングに戻ったと言えども、まだフランス代表DFイブラヒマ・コナテが負傷中。マティプも、ジョー・ゴメスもいつ負傷するかわからない選手なだけに、一定のパフォーマンスが期待できる元ボルトンDFナサニエル・フィリップスは残しておきたい。
昨シーズンのように、冬の移籍市場で別のクラブに移籍する可能性はまだあるが、ここから半年間はアンフィールドでバックアップを務めることに。便利屋でサッカー選手として難しい立場だが、チームプレーヤーである同ディフェンダーは文句を言わずに、練習に励んでくれることだろう…