ブンデスリーガ・マインツで活躍した元ドイツU-21代表GKロリス・カリウスは、ユルゲン・クロップ監督の目に留まり、2016年にリバプールに加入。当時の正GKシモン・ミニョレとポジション争いを繰り広げ、翌シーズンにはチャンピオンズリーグ決勝でゴールマウスを守るほどに。
しかし、この采配が裏目に出た。カリム・ベンゼマにハンドトスをしたボールを奪われて、そのまま先制点を献上。3点目となるガレス・ベイルのゴールシーンでは、ブレ球にまずい対応で勝負を決定づける失点で万事急須。
試合終了後には号泣してピッチを去った同GKだが、パフォーマンスレベルは決して戻らず。また、ASローマからブラジル代表GKアリソン・ベッカーが加わったことによりポジションを失い、ベシクタシュやウニオン・ベルリンをローンで渡り歩いた。
昨シーズンはリバプールに残留したが、出番どころかベンチ入りすらできず、この夏に契約満了に伴い退団していた。独『SkySportDE』によれば、元マインツGKがニューカッスル加入に近づいており、短期での契約を結ぶようだ。
❗️Excl. News #Karius: He is on verge to join Newcastle United and has already arrived at #NUFC! Darlow is injured, he should replace him. Karius will pass his medical soon. After that he will sign a short-term contract. @SkySportDE 🇩🇪 pic.twitter.com/sN1kSueOjF
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) September 8, 2022
控えGKカール・ダーロウが負傷したことにより、フリートランスファーとなっていた元リバプールGKに注目。復活するまでの短期的なオプションとして、今季好調を維持するニューカッスルに加わることに。
守護神ニック・ポープがおり出番は巡ってこないだろうが、新たなクラブでの幸運を祈っている..