昨シーズンは4冠を目指して戦ったリバプール。国内カップ戦は両方とも勝ち取ったものの、プレミアリーグとチャンピオンズリーグは最後の最後に栄冠を取り逃がした。その直後には、サディオ・マネの退団希望が伝わり、サポーターに悲しみが広がった。
セネガル代表フォワードは、希望していたバイエルン・ミュンヘン移籍を手に入れ、すぐさまチームの主力に定着。新チームでも早速得点への嗅覚を、その能力の高さをドイツの地でも示し続けている。
この取引に噛み付いたのが、アーセナルで300試合以上に出場した元イングランド代表FWポール・マーソン。全大会を通じて20ゴールは約束された同フォワードを放出したのは最悪だったと、リバプールを痛烈に批判している。
「サディオ・マネの放出は、世界最悪のビジネスだった。ひどい売却だった。」
「もう1シーズン彼を残し、無料で放出したとしても、あと12ヶ月はワールドクラスのフォワードを手中に収めることになる。」
「リバプールはダーウィン・ヌニェスを8500万ポンドで買ったのだから、3500万ポンド(マネの移籍金)が多いとは言えない。」
「彼らはそれを遅らせてマネを残すこともできたはずだ。彼は違いを作るビッグゲームプレーヤーで、リバプールにはそれが欠けているんだ。」
Daily Star
ボーンマス戦では大量得点で快勝したリバプール。この試合は特別なケースであり、苦しい試合で得点をもぎ取れるかが鍵だ。モハメド・サラー以外にも得点源が必須で、結果を出しているディオゴ・ジョッタに加えて、ダルウィン・ヌニェスやルイス・ディアスのゴール前での爆発が不可欠。
ロベルト・フィルミーノやファビオ・カルヴァーリョらにも得点が期待される。元アーセナルFWの批判を覆すためには、彼らのゴール数がモノを言う。シーズンが終わった段階で、微笑んでいるのはどちら側になるのだろうか…?