イングランド代表DFトレント・アレクサンダー＝アーノルドはプレミアリーグ開幕から苦戦が続く。クロスの精度も高くなく、攻撃面でも精彩を欠いている。ディフェンス面でも簡単に裏を取られ、戻りも遅いシーンが目立つなどチーム状態を反映するかの如く、低調なプレーに終始。
同サイドバックだけが原因ではないが、本来のパフォーマンスレベルに達していないのは事実。批判に晒されるのも致し方ない。過去にリバプールで同様に右サイドバックを任されていた元イングランド代表DFグレン・ジョンソンは古巣クラブの後輩を擁護し、そのうち戻るだろうと楽観視している。
「個人的には、人々は譲歩すべきだと思う。」
「彼は近年、非常に高いハードルを設定し、人々は見慣れているレベルに達していないからといって、すぐ彼の批判にまわる。」
「彼はディフェンスよりも前に出るのが得意な選手だが、それは何も悪いことではない。どんな選手でも、1つのことに秀でているものだ。」
「少し厳しいとも思う。もちろん、彼はいつものようなレベルではプレーしていないが、一晩で能力を失うことはない。彼はまだワールドクラスだよ。」
「どの選手も調子が上がったり下がったりするものだし、トレントは他の誰よりも彼の絶頂期に戻りたがっている。」
「彼はまだ若い選手だし、調子を上げてもう少し自信を持てば、きっとかつてのような高みに達するだろう。」
PA news agency
昨シーズンには4冠を目指した戦い、貴重な夏休みもネーションズリーグの煽りを受けていただけに、体力と精神的に打撃を受けたのかもしれない。まだまだシーズンは始まったばかりで、リバプールの巻き返しはもちろん、右サイドバックの復調に期待したい…