フラムとの開幕戦でチアゴ・アルカンタラが負傷。その後、ナビ・ケイタも長期離脱が決定したリバプールは、移籍市場の期限が差し迫った中で緊急補強に乗り出す。様々なミッドフィルダーが噂に挙がった結果、ユベントスでレギュラーを掴めていなかった元ブラジル代表MFアルトゥールをレンタルで加えた。
買取オプションが付いているものの、リバプールが行使するかは未知数。来夏に争奪戦に乗り出すドルトムントMFジュード・ベリンガム獲得までの繋ぎとの意見が大半を占める中、失敗に備えて、プレミアリーグのみならず、各国でプレーする選手に関心を寄せている。
ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレン、ジェームズ・ミルナーらが今季限りで退団濃厚と見られ、イングランド代表MFを獲得できたとしても中盤の枚数を揃えるためにも、さらなるミッドフィルダー獲得もあり得る。
RBライプツィヒでプレーするオーストリア代表MFコンラート・ライマーもリバプール移籍が噂される “ひとり”。所属クラブとの契約が来年の夏までとなっており、フリーでの退団が予想される。
バイエルン・ミュンヘン移籍も取り沙汰されるが、昨季のFAカップ王者がふたたび獲得に乗り出すかもしれないと、移籍市場に詳しいディーン・ジョーンズ記者が伝えた。
「彼らは異なるタイプのターゲットだと思う。」
「アルトゥールは穴を埋めるための “遅い” レンタルだったのに対し、ライマーはクラブの長期的な考えに基づく選手としての契約になるだろう。」
「彼はリバプールがふたたび注視するひとりかもしれない。」
GIVEMESPORT
はたして、来シーズンのリバプールはどのような陣容で戦いに臨むのか。クラブ側はギニア代表MFナビ・ケイタとの契約延長に躍起になっているとも言われ、ミッドフィルダー陣の世代交代がうまく進むのか…ジュリアン・ウォードSDを中心とした補強に携わるチームの活躍に期待したい…