ボルシア・メンヒェングラートバッハで実力を付け、ヨーロッパでも有数なミッドフィルダーに成長したスイス代表MFデニス・ザカリア。同国代表でも40試合に出場しており、この冬に開催されるカタールW杯でもブラジルやセルビア、カメルーン相手に対戦予定だ。
2022/23シーズンの途中にはドイツからユベントスに移籍。試合にこそ出ていたものの、絶対的な立場になりきれず。プレシーズンもユベントスと過ごしたが、チームにフィットするに至らず、活躍の場を求めて移籍先を探していた。
そんな同選手は、移籍期限ギリギリでチェルシーに1年間のレンタル移籍が決定。しかし、リバプールからも移籍の話があったようで、一時的にはアンフィールドに移籍する筋道もあったと告白している。
「代理人からそう聞いていたけど、最終的にはチェルシーになった。すべてはあっという間だったよ。移籍市場が閉まる6時間前まで、チェルシーへの移籍が可能であることを知らなかったんだ。」
「トリノにいるよりイングランドにいる方が幸せだと思う。(ユベントスで何がうまくいかなかったのか)言うのは難しい。たぶん、サッカーのスタイルが僕のものじゃなかったんだろう。」
「チームはかなり後ろにいて、それほどスペースがなかった。僕は走るために多くのスペースが必要な選手なんだ。イングランドでは、もっと自分に合っているかもしれないね。」
Blick
ユベントスに移籍する際にもリバプール移籍が取り沙汰されていたが、中盤の様々なポジションをカバーでき、ボールを絡めとることも、ボールを前に運ぶこともできる万能型ミッドフィルダーだけに、この夏にもリバプールが関心を抱いていたとしても何も不思議はない。
はたして、スイス代表MFはプレミアリーグで成功を収めることができるのか…!?リバプールにとっては、苦戦してくれた方が良いのだが…