エジプト代表FWモハメド・サラーとこの夏に契約更新したリバプールだが、セネガル代表FWサディオ・マネが退団。プレースタイルこそ違うが、代役としてウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスを補強し、少しずつ世代交代を進めている。
他にも、ファビオ・カルヴァーリョやハーヴェイ・エリオットら若きアタッカー陣が成長中。それでも、リバプールは新たな時代を迎えるにあたり、若き逸材のスカウティングに抜かりない。エジプシャン・キングやロベルト・フィルミーノらが30歳と大台に乗っており、当たり前の動きだろう。
伊『Calciomercato』によれば、リバプールはノアシェランに所属するノルウェーU-21代表FWアンドレアス・シェルデルップに関心を寄せている。アーセナルやセビージャ、ドルトムント、インテルなどヨーロッパ各国の強豪クラブも同じく興味を持っており、熾烈な争奪戦が展開される見込みだ。
所属クラブではセンターフォワードもしくは左のウインガーとして起用され、ここまで10試合5ゴールをマーク。足元に吸い付くようなドリブルが強みで、元々攻撃的ミッドフィルダーでのプレーも多く、パスやチャンスメイクにも優れている。
同紙によれば、来夏にはステップアップを求めてチームを退団すると報じており、移籍金は2000万ユーロ(約26億円)前後を予想。アーリング・ハーランドやマルティン・ウーデゴールらとともに、ノルウェー代表の未来を担う有望株として期待されており、フル代表デビューもそう遠くはないはず。
現時点で具体的な動きは見られず、あくまで候補のひとり扱い。ただし、そのポテンシャルは高く、前線の様々なポジションでプレーできるユーティリティ性は買い。ルイス・ディアスのように個人で局面を打開できるタイプの選手であり、新たなオプションとして面白い選択肢になり得そうだ…