ハーヴェイ・エリオットやファビオ・カルヴァーリョ、カルヴィン・ラムゼイら若き逸材に積極的に投資を継続するリバプール。ブリグジットの影響から近年はイギリス国内で補強を繰り返しており、アカデミーにも有望株が揃い始めた。
負傷者が続出していた頃には、ステファン・バイチェティッチやボビー・クラークらU-18やU-21でプレーする選手がトップチームに帯同する機会も多く、間近で世界でもトップクラスのプレーヤーたちをピッチ目線で体感し、確実に経験値を積み重ねている。
リバプールは若手への投資の手を緩めるつもりはなく、その視線は南アメリカに向けられているようだ。海外メディア『90min』によると、リバプールとチェルシー含む複数クラブが、18歳にしてチリ代表に選出されているU・D・チレに所属するFWダリオ・オソリオに獲得に関心を示している。
所属クラブではここまで22試合に出場し、6ゴールを奪っており、チリ国内でもその才能が認知され始めている。フル代表でもすでに2試合で出番を得ており、ヨーロッパの多くのクラブが同選手をスカウティングしているのも必然。
利き足の左足を使い、巧みな且つダイナミックなプレースタイルに加え、すらっとした体躯はどこかアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアを思い起こさせる。強烈なシュートも魅力的で、18歳とは思えないプレーを披露。
レアル・マドリードやバルセロナ、インテル・ミラノ、リヨン、マンチェスター・シティ、ブライトン、ブレントフォード、レスター・シティなど錚々たるクラブが興味を抱いており、早ければこの冬に争奪戦がスタートするかもしれない。
チリ代表で長らく攻撃陣を引っ張ってきたマルセイユFWアレクシス・サンチェスもベタ褒めの逸材は、近くステップアップを果たすのだろうか…?