昨シーズンは4冠の可能性を目指して戦い抜いたリバプールだが、今シーズンは信じられないほど低迷している。パフォーマンスだけでなく、気持ちが感じられない試合展開も多く、ほとんどの試合で簡単に先制点を献上している。
このままではチャンピオンズリーグを逃し、来夏の補強にも影響が出るかもしれない。トップターゲットは、ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナーに衰えが目立つ中盤の戦力アップに向けて、攻守両面を高いレベルでこなすイングランド代表MFジュード・ベリンガムだ。
他にも様々な選手が候補として報じられており、ミッドフィルダーだけではなく、セネガル代表FWサディオ・マネの後継者になれる可能性を秘めた若きウィンガーもよく誌面を賑わせている。
そんな中、過去ジョージア代表として39試合に出場しているDFラシャ・サルクヴァーゼが、リバプールが”売り出し中” ナポリFWクヴィチャ・クワラツヘリア獲得に動くかもしれないと示唆した。
「クヴィチャ(・クワラツヘリア)はナポリで信じられないようなシーズンのスタートを切った。」
「クヴィチャは代表チームと所属クラブの両方、ほぼすべての試合で得点を決めている。彼は今年セリエAとチャンピオンズリーグの両方で得点王のタイトルを争うことができると思う。」
「クヴィチャがシーズンを通して、このレベルでプレーできるかどうかはわからない。もしかしたら、不調に見舞われるかもしれない。しかし、神がかり的に、クワラツヘリアは止まることなく、前進するのだ。」
「彼は来シーズン、レアル・マドリードに移籍できるかって?(カルロ・)アンチェロッティはナポリ時代、クワラツヘリアに目をつけたというから、何でも可能だ。」
「レアル・マドリードとリバプールの両方が彼にオファーを出す可能性もある。でも、彼が動くのはまだ早いだろう。ナポリはとても良いチームだ。彼は1〜2年、ナポリでプレーする必要がある。」
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チャンピオンズリーグのグループステージでまざまざとその才能を見せつけられたリバプールだけに、単独突破で局面を打開できる若きウィンガーに興味を抱いても不思議はない。
今季はここまで12試合6ゴール6アシストと絶好調。チームも乗りに乗っており、勢いがなくなったときでも活躍できるのかが今後飛躍し続けられるかが鍵になりそう。それでも、その能力は誰もが認めるところ。
ナポリとは対照的に苦悩し続けるリバプールは、ジョージアの新星に触手を伸ばすのだろうか…?