チャンピオンズリーグ・グループステージのレンジャーズ戦で大勝したリバプールは、勢いそのままにマンチェスター・シティを破り、復調気味のウェストハムとの試合に臨んだ。アンフィールドで大歓声を背に受けたチームは、試合開始から素早い出足で、前半はアウェイチームを圧倒し、ダルウィン・ヌニェスのゴールで先制に成功。
しかし、前半の終盤にジョー・ゴメスが不用意なファールでペナルティを献上。同点かと思われたが、守護神アリソン・ベッカーがコースを読み切り、無失点のまま前半終了。後半はインテンシティを高めたウェストハムに苦戦したものの、2試合連続でクリーンシートを達成し、勝ち点 “3” を手に入れた。
ユルゲン・クロップ監督は前半でのチームパフォーマンスを絶賛し、後半に決定機を防いだブラジル代表GKとジェームズ・ミルナーの仕事っぷりに賛辞を述べている。
「前半は本当にいい前半だったと思う。PKで悪い結末を迎えたが…アリソンがPKをセーブでき、良い結末になった。」
「我々は幸運だったような後味の悪さがまだ少し残っているが、前半はそうではなかった – 我々は見事な試合をした。」
「しかし、後半はうまくプレーできず、そのために試合は白熱してしまった。」
「最終的にはアリソンが必要だったし、ミルナーのつま先も必要だった。全体としては、勝ち点 “3” に値したと思う。」
ルイス・ディアスやディオゴ・ジョッタ、ジョエル・マティプら負傷者がふたたび増加傾向にあるリバプールだが、本来の強さが戻ってきた。このままの調子を維持し、最低でも4位以内のフィニッシュに向けて、プレミアリーグ中盤戦に挑み続ける…