プレミアリーグ開幕戦でチアゴ・アルカンタラが負傷。ナビ・ケイタやカーティス・ジョーンズ、アレックス・オックスレイド=チェンバレンらも相次いで離脱していたリバプールは、ユベントスで戦力外扱いの元ブラジル代表MFアルトゥールを緊急補強。
買取オプションが付いているものの、来夏までの繋ぎとの見方が多い。さらに負傷のため手術が必要となり、来夏以降のアンフィールド残留が遠のいている印象だ。中盤を強化するためにリバプールが狙うトップターゲットは、ボルシア・ドルトムントMFジュード・ベリンガムだが、枚数を考えると最低でももう1枚は確保したいところ。
モイセス・カイセド(ブライトン)やドウグラス・ルイス(アストン・ヴィラ)、ルベン・ネヴェス(ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ)ら新たな戦力としてメディアを賑わせる中、RBライプツィヒに所属するMFコンラート・ライマーもそのひとり。
2023年で同クラブとの契約満了するオーストリア代表MFには、この夏バイエルン・ミュンヘンから強い関心が届いていた。ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によれば、ドイツ王者は同選手の獲得を諦めておらず、むしろフリートランスファーでチームに迎え入れることに自信を覗かせているようだ。
Bayern remain optimistic on Konrad Laimer deal as free agent for June 2023. Deal was in place on player side in July but then collapsed as there was no agreement with RB Leipzig. 🔴🇩🇪 #FCBayern
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) October 4, 2022
Laimer wants Bayern and Nagelsmann is pushing to sign him since summer 2021. pic.twitter.com/063tePuA10
ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナーら功労者が年齢に逆らえず、ケイタとチェンバレンの中堅2選手も怪我で計算が難しい上、今シーズン限りでの退団が濃厚。若いジョーンズやハーベイ・エリオットもまだスタメンを任せるほどではなく、補強は急務だ。
このままチームの状況が上向きにならなければ、この冬にも大型補強に乗り出す可能性すらある。はたして、リバプールはこの夏に続いて、オーストリア代表ミッドフィルダー獲得に動き出すのだろうか…?