ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナーら長年の功労者がキャリアのピークを超え、フィジカル面での衰えが激しい。”中堅” ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレンらは負傷を繰り返し、ハーヴェイ・エリオットら若手選手に責任を負わせるのはまだ酷だろう。
チアゴ・アルカンタラやファビーニョは代えの効かない選手として負担が増しており、世代交代ならびに中盤の戦力強化に向けた補強は喫緊の課題。イングランド代表MFジュード・ベリンガムが最優先だが、失敗した際に備えて様々な選手がリストアップされている。
モイセス・カイセド、コンラート・ライマー、ルベン・ネヴェス…中には根も葉もないゴシップ記事のターゲットも多く含まれるが、新たにリバプールが狙っていると言われるターゲットが浮上した。
海外メディア『Liverpool.com』でライターを務めるベンス・ブーサック氏によれば、2019年にアーセナルからバレンシアに移籍したアメリカ代表MFユヌス・ムサの状況をモニタリングしており、移籍金2600万ポンド(約36億円)とも言われるミッドフィルダー獲得に動く可能性を伝えている。
🇺🇸 #LFC are reportedly monitoring the situation of USMNT international Yunus Musah who has a £26m release clause.
— Bence Bocsák (@BenBocsak) October 13, 2022
Still just 19, a proper box-to-box midfielder who is also versatile and would count as a homegrown player, he seems like an ideal target. https://t.co/IAIX3jqNhJ
テクニックに恵まれ、推進力抜群なドリブル突破やボール運びは非凡な才能を感じさせる。攻撃と守備においても豊富な運動量でカバーできる “ボックス・トゥ・ボックス” タイプのミッドフィルダーで、いまのリバプールに欠けているピースとも言える。
過去にはアーセナルのアカデミーに在籍し、2020年にバレンシアでトップチームデビューを飾った。U-19まではイングランド代表としてプレーしており、イングランド国籍を有しているため、ホームグロウンにも当てはまる。
まだ19歳と若く、期待のホープも多いアメリカ代表の次世代を担う。今シーズンは5試合でスタメンの座を掴んでおり、アシストも2つ記録。このまま順調にプレー時間を確保し、トップレベルでの経験を積み重ねれば大化けするやもしれない。
はたして、リバプールは英国サッカー経験もある若きミッドフィルダー獲得に乗り出すことになるのだろうか…?