セルタ・デ・ビーゴの下部組織出身で、2021年の夏にリバプールに渡った若きMFステファン・バイチェティッチ。U-18チームで自らのポテンシャルを発揮すると、今季のプレシーズンで落ち着いたプレーぶりを披露し、期待の若きミッドフィルダーとして評価を高めた。
負傷者の多さもあり、プレミアリーグが開幕してから数多くのベンチ入りを果たすと、同リーグとチャンピオンズリーグで3試合に途中出場。長くても20分程度と短い時間だが、本番のピッチ上でトップチーム経験を積んだ。
先日快勝したアヤックス戦でも19分間に渡りプレーし、不調が続くファビーニョよりも良いのでは?という投稿がソーシャルメディアでもちらほら出るほど。この試合でチーム3得点目となるゴールを挙げた19歳MFハーヴェイ・エリオットは、1歳年下のミッドフィルダーはうまく対処したと語っている。
「ステファン・バイチェティッチをはじめ、若き選手たちもうまくやれたね。」
「この状況に過剰に興奮するのは簡単だ。彼はここに来て、地に足をつけて、シニアチームである僕たちの仲間であることを示した。」
LFCTV
ファビオ・カルヴァーリョやカルヴィン・ラムゼイらも合わせて、二十歳前後の逸材たちが揃うリバプール。ナビ・ケイタやジョー・ゴメスら中盤や守備陣の選手たちが燻っている中、若手選手にかかる期待は大きい。
リバプールの未来を担う10代および20歳のプレーヤーたちの成長には注目し続けたい…