マンチェスター・シティに勝ち、ノッティンガム・フォレストやリーズ・ユナイテッドら下位チームに敗れ、不安定なパフォーマンスが続くリバプール。負傷者も多く、苦悩が絶えないユルゲン・クロップ監督は成績を転換させるためにフォーメーションを変更するなど対策を講じている。
それでも、主力組のプレーぶりが戻らずにゴールが奪えずに、数多くの試合で先制点を献上してしまっている。来夏には大型補強を狙う同クラブだが、上層部にはユルゲン・クロップ監督を解任する意向はなく、来年1月の移籍マーケットでは中盤を求めていることが、『Sky Deutschland』でリポーターを務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によって明らかに。
❗️X News #Klopp: Been told that he still has the total support of the owners. Klopp is also not thinking about resigning – confirmed. #LFC wants to invest in top transfers next summer – with Klopp. A central midfielder is wanted in winter already! @SkySportDE 🇩🇪
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) October 31, 2022
この夏にはユベントスから出場機会に恵まれなかった元ブラジル代表MFアルトゥールをレンタルで獲得。しかし、ピッチに立つためのコンディションを整えることに時間がかかり、しかもそのプロセスで負傷。長期的な離脱が決定しており、買取オプションを行使する可能性はほぼゼロ。
若き才能ハーヴェイ・エリオットが奮闘し、チアゴ・アルカンタラが魔法を見せる一方で、ファビーニョやジョーダン・ヘンダーソン、カーティス・ジョーンズらもインパクト残すに至らず、ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレンは怪我の影響で出遅れており、ミッドフィルダー補強は喫緊の課題だ。
2026年までリバプールと契約を結ぶドイツ人指揮官は、世代交代を成し遂げて、ふたたびプレミアリーグだけでなく、世界を代表するサッカークラブに戻れるだろうか…?