昨シーズンは最後の最後まで4冠に向けて戦い抜いたリバプール。惜しくもプレミアリーグとチャンピオンズリーグ制覇ならず、リーグカップとFAカップのみに留まったものの、2冠を達成したリバプールだが、怪我人も多く本来の戦いぶりを見せ付けれていない。
それでも、チャンピオンズリーグではきっちりとグループステージを突破。初戦のナポリ戦で4対1
で大敗を喫したが、レンジャーズとアヤックスには力の差を見せ付け、ホーム&アウェイで勝利を手に入れ、アンフィールドにナポリを迎えた最終戦でも勝ち点 “3” を得て、グループ2位でラウンド16に進出。
2位で通過したことで、リバプールから移籍したセネガル代表FWサディオ・マネが在籍するバイエルン・ミュンヘンとの対戦の可能性もあった。しかし、先ほど行われた抽選会で、レアル・マドリードとベスト8をかけて対戦することが決定した。
ロリス・カリウスのミスで敗れた決勝戦や昨シーズンのファイナルで負けた印象も強いスペイン王者は、リバプールも狙っていたフランス代表MFオーレリアン・チュアメニを獲得するなど着実にステップアップし、国内リーグではバルセロナとの二強に戻りつつあり、チャンピオンズリーグに向けたローテーションも組みやすい。
リバプールにとっては厄介ないな相手となったわけだが、昨シーズンの雪辱を果たすべく、昨季の同大会王者を迎え撃つ。カタールW杯を挟んで開催されるだけに、リバプールはワールドカップ期間を有効活用し、シーズン後半戦に生まれ変わってくれることだろう…