『 “オリギ” を少しアップグレードしたに過ぎない…』 – 元アイルランド代表が、リバプール新加入FWの能力に疑問!

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'It's just a slight upgrade on 'Origi'...' - Former Ireland international questions Liverpool's new signing's ability チーム

プレミアリーグ開幕節から苦戦が続くリバプール。この夏にはセネガル代表FWサディオ・マネがアンフィールドを去り、日本代表FW南野拓実やベルギー代表FWディボク・オリギらも退団。後釜としてウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスをチームに加えた。

コミュニティ・シールドや開幕節ではゴールを決めるなど活躍した同ストライカーだが、リーグ第2節では本拠地デビューで気持ちが昂りすぎたのか、執拗なマークにイライラ。相手DFに頭突きをお見舞いしてしまい、一発レッドカードで退場処分に。

そこからは3試合の出場停止。まだまだプレースタイルに慣れているとは言い切れず、ゴールは奪っているが、主軸を担うには物足りない。裏への抜け出しやゴールへの動きは一級品だが、それ以外がプレミアリーグ仕様になっておらず、改善の余地が大きく残されている。

現役時代にはチェルシーやアストン・ヴィラ、マルセイユなどでプレーした経験を持つ元アイルランド代表FWトニー・カスカリーノは、セネガル代表FWの退団をうまくカバーできなかったとして、リバプールの補強プランを辛辣に批判した。

「クロップ監督は少なくとも、何人かの選手を諦めるべきだ。ハーヴェイ・エリオットは本当に有望な選手だが、まだ19歳であり、リバプールのスターターに求められるレベルに達していない。ジョー・ゴメスはマンチェスター・シティ戦では傑出していたが、それ以外のシーズンは悲惨な状態だ。」

「地位が危ういとは思っていないし、アンフィールドには多くの信用があるが、彼が非難を免れることはない。世界最高の攻撃的サイドバックであるトレント・アレクサンダー=アーノルドを外し、リーズ戦でジェームズ・ミルナーと交代させたのは不可解だった。」

「補強も彼の助けにはなっていない。リバプールはサディオ・マネを失う影響を心配するあまり、エンジンルームを補強する必要性を見落としていた。この夏に契約したセントラルMFは、トップチームで13分間プレーしたアルトゥールだけだ。」

「そして、ダルウィン・ヌニェスだ。私にとっては、このストライカーはディボク・オリギを少しアップグレードしたに過ぎず、リバプールの攻撃をリードする適任者ではない。」

「ウルグアイ代表は技術的に十分とは言えず、ボールを失うのが早すぎる。リバプールはボールを奪い返すのが下手なので、理想的とは言い難い。」

現時点では、ベンフィカに支払った移籍金に見合っているとは言い難い。しかし、リバプールでの生活は始まったばかりで判断は時期尚早。今シーズンはまず慣れること、そして本領発揮は来シーズンから。長い期間を視野に入れて活躍を見守りたい。

一方で、中盤の補強は完全に失敗。唯一の獲得できた元ブラジル代表MFアルトゥールは少し出場しただけで長期離脱が確定。コンデション不良も抱えており、移籍市場で動くのが遅すぎた。レンタル移籍を完全移籍に移行することはないだろう。

いずれにしても、なかなか本調子に戻れないリバプールだが、元チェルシーFWの意見を覆すような巻き返しを期待したい…

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