昨シーズンは4冠を目指した中、プレミアリーグではマンチェスター・シティに僅差で敗れ、チャンピオンズリーグ決勝もレアル・マドリードに黒星を喫したリバプール。最終的には国内カップ戦2冠に終わったものの、最高のシーズンを送った。
チャンピオンズリーグ・ファイナルでレアル・マドリードに敗れたのは、2度目。2017-18シーズンの決勝でも顔を合わせた両チームは、リバプールGKロリス・カリウスのミスやモハメド・サラーの負傷交代もあり敗戦。
その時の雪辱を誓った昨シーズンは、国内リーグを圧倒的な力で制したレアル・マドリードは体力的にも温存しつつ決勝を迎えた一方で、リバプールは最後の最後まで全力疾走。最後のゴールにたどり着くことができず、ヴィニシウス・ジュニオールの一発に沈んだ。
再戦となるリバプールのユルゲン・クロップ監督は決勝以外で戦った経験が少ないことに触れ、ホーム&アウェイで猛威を振るうアンフィールドの存在を強調。スペイン王者との戦いを心待ちにしていると、明かしている。
「最近の決勝戦で何度かレアル・マドリードと対戦したことはあるが、両クラブがラウンド16で対戦することはそれほど多くない。だから、楽しみにしているよ。」
「レアル・マドリードのヨーロッパでの成績はこの業界ではトップクラスだ。 それは、我々も知っている。」
「でも、私たちの成績も悪くないことも知っている。加えて、我々にはアンフィールドがあり、これが何を意味するかは誰もが知っている。」
「試合はまだ数ヶ月先だが、両試合でどのような雰囲気になるかは想像に難くない。」
「もちろん、その前に多くの試合があり、それぞれの試合に集中することになる。この抽選会は僕らに特別な楽しみを与えてくれたね。」