セネガル代表FWサディオ・マネがチームを去ったリバプールは、シーズン序盤こそゴール前での決定力に物足りなさを感じさせた。それでも、フォーメーション変更などで試行錯誤している間に、新加入FWダルウィン・ヌニェスが覚醒傾向にあり、モハメド・サラーも本来の決定力を発揮し始めている。
徐々に調子を上げつつある同クラブだが、ルイス・ディアスとディオゴ・ジョッタが怪我で離脱中。ロベルト・フィルミーノが近年批判の対象にもなっていたゴール前での精度が急激に改善し、前線を引っ張るものの、戦力の手薄さは否めない。
ファビオ・カルヴァーリョもいるが、得点よりもアシストを得意とする選手であり、またリバプールでの最適なポジションを探っている段階。年明けには負傷中の2人が復帰するはずだが、ローテーションを回す、またリスクオフするためにも新たなフォワード獲得を検討していても不思議はない。
フロリアン・プレッテンベルク氏(ドイツ人記者)によれば、RBザルツブルクに所属するスイス代表FWノア・オカフォーにリバプールが関心を寄せており、移籍金は3500万ユーロ(約45.5億円)から4000万ユーロ(約52億円)になる見込みで、この冬にもステップアップする可能だそう。
X News #Okafor: Transfer in winter is possible! No negotiations now but there’s is an interest from clubs like #MCFC, #LFC & AC Milan. Been told that United is not in. World Cup very important now. Price tag could be around €35-40m. Top season with Salzburg so far. @SkySportDE🇨🇭 pic.twitter.com/Lqx0xmznQ4
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) November 14, 2022
リバプール以外にも、マンチェスター・シティやACミランも興味を示しており、三つ巴の獲得レースが展開されるかもしれない。
22歳のスイス代表フォワードは、カタールワールドカップにも同国代表に招集。今シーズンは22試合10ゴール2アシストを記録しており、RBザルツブルクで最高のシーズンを送っている。W杯での活躍次第では、評価額も4000万ユーロ以上に膨れ上がる可能性もある。
はたして、ドリブル突破も得点もできる万能型フォワード獲得に本格的に乗り出すクラブはあるのだろうか…?