ジェームズ・ミルナーやナビ・ケイタ、アレックス・オックスレイド=チェンバレンら今シーズン限りでの退団が濃厚となっているリバプールは、新たなミッドフィルダー獲得に躍起になっており、トップターゲットとされるイングランド代表MFジュード・ベリンガム獲得に本腰を入れる。
しかし、来夏の移籍市場での補強プランがスムーズに実行されない可能性が出てきた。海外メディア『Goal』が衝撃的なニュースを報じ、今年の夏にリバプールで新たなスポーティング・ディレクター(SD)に就任したばかりのジュリアン・ウォードが今季終了をもってチームを離れる決断をクラブに申し入れた。
前任者であるマイケル・エドワーズの後釜としてスポーティング・ディレクターを受け継いだ同SDは、引き継ぎ期間にもポルトから獲得したコロンビア代表FWルイス・ディアスの移籍に携わり、この夏に補強したウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスを牽引。
リバプールはクラブに残ってもらうために説得したが、組織内部でのストラクチャーが変わり、オーナーがクラブを売りに出している現実が決断を後押ししたと、同紙が伝えている。
マイク・ゴードン(FSG社長)が売却に関わる業務に時間をかけるため、これまでユルゲン・クロップ監督やスポーティング・ディレクターと行っていた日々のコミュニケーションからフェードアウトしているようだ。このバランスが崩れ始めているのだろうか…
ジュリアン・ウォードはアンフィールドを離れた後は休息に時間を費やし、すぐさま他のチームで仕事を行うことない見込み。クラブは渋々決断を受け入れており、正式なニュースが発表されるかもしれない…なお、後任はまだ未定だ…