セネガル代表FWサディオ・マネが退団し、世界でも最高を誇ったフロントスリーが解体したリバプール。モハメド・サラーやロベルト・フィルミーノに加え、ディオゴ・ジョッタやルイス・ディアス、ダルウィン・ヌニェス、ファビオ・カルヴァーリョらが前線におり、フォワード補強は喫緊の課題ではない。
現状だと、ジョッタとディアスが負傷により離脱しており、カタールW杯明けでも復帰は難しい。一時的な補強はあり得るが、大金を投入することはない。サラーとフィルミーノらが30歳を超えており、その後継者確保に動く可能性もあり得るが、来夏の移籍市場で動く確率は限りなく低い。
そんな状況を知ってか知らずか、伊『Gazzetta Dello Sport』によれば、リバプールとマンチェスター・ユナイテッドがナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンの動向をモニタリングしているようだ。
ただし、強欲なオーナーとして有名なオーナーが所有するチームだけに、”超” 高額な移籍金は要求されそう。1億ユーロ(約130億円)前後の移籍金を欲するとも報じており、マンチェスター・ユナイテッドはまだしも、ジュード・ベリンガムを狙うリバプールにとっては手の出せないターゲットだ。
脅威的なアスリート能力に高い決定力を有するセリエAを代表するストライカーは、今季好調のナポリで14試合10ゴールとハイペースでゴールネットを揺らしており、その評価は日に日に増し続けている。
個人的にはアンフィールドでプレーする姿は想像できないものの、プレミアリーグ上陸は近い未来に実現するかもしれない。はたして、長身かつ快足フォワードがイングランドサッカーに挑戦する日がやってくるのだろうか…?