カタールW杯のグループステージも大詰め。各チームが残り1試合に全力を懸け、グループステージ突破を信じる。リバプールからもオランダ代表DFフィルジル・ファンダイクやブラジル代表GKアリソン・ベッカーら多くの国に選手を送り出している。
この夏に高額な移籍金とともに鳴り物入りでリバプールに加入したウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスもそのひとり。野生味溢れるプレーが特徴で、徐々にリバプールにハマってきている印象が強い一方で、アンフィールデビュー戦で一発退場と話題に事欠かない選手でもある。
ルイス・スアレスやエディンソン・カバーニらウルグアイの得点源を長く務めた世界的なストライカーも全盛期を過ぎ、脅威的な得点力は鳴りを顰める。そのため、快足ストライカーに期待が集まるも、韓国戦やポルトガル戦では不発に終わり、クラブでのパフォーマンスを発揮できずにいる。
そんなウルグアイ代表ストライカーに噛み付いたのは、かつてアーセナルやユベントスでプレー経験を持つ元アイルランド代表MFリアム・ブレイディ。カタールW杯のみならず、リバプールでのプレーにも触れ、貧弱すぎるとプレースタイルを非難した。
「彼は2試合、本当にひどい試合をしている。」
「リバプールでのプレーを見たが、彼は自信を喪失しているように見える。マンチェスター・シティのアーリング・ハーランドがあのようなシーズンを送っていることが、彼に大きなプレッシャーを与えているのかどうかは分からないが…」
「彼には莫大なお金がかかっている。彼はボールをコントロールすることができないように見える。ボールをコントロールしなければならない場面でも、彼からボールが離れていってしまう。とても貧弱だ。」
Scottish Sun
グループステージ最終戦ではガーナと戦うウルグアイ代表。中盤にはフェデリコ・バルベルデやロドリゴ・ベンタンクールら世界でも屈指の中盤を揃え、守備に奔走できるお国柄は相変わらず。それでも、スアレスやカバーニらの決定力を失い、勝ちきれない試合が続く。
ダルウィン・ヌニェスがもう少し絡めればという場面も少なくないものの、一瞬の動き出しやゴールに迫るスピードは依然として脅威。強固とは言えないディフェンスラインのガーナ相手に、批判を跳ね除けて、ゴールという結果を出し、同国代表をグループステージ突破に導けるだろうか…?