ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナー、チアゴ・アルカンタラ、ファビーニョら “アラサー” ミッドフィルダー陣の世代交代を急ぐリバプールは、イングランド代表MFジュード・ベリンガムを大本命に据え、他にも数々の中盤選手に関心を示している。
カタールで躍進するアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスもそのひとり。この夏にリーベル・プレートからベンフィカに加入しており、ポルトガルでのプレー期間は半年に満たないものの、ヨーロッパの強豪クラブがこぞって興味を抱くほどに成長。
ワールドカップでもゴールを決めた同ミッドフィルダーと所属クラブとの契約は2027年まで残っており、移籍金は法外な金額が予想される。そんな中、リバプールがベンフィカに接触し、移籍に向けて事前契約合意に向けた話し合いが進んでいると、海外メディア『Record』が報じた。
セントラルミッドフィルダーとして、攻守両面で強みを発揮できるアルゼンチン代表MFが来夏にもアンフィールドに移籍すれば、ベンフィカから2年連続での補強となる。今夏の移籍市場では、クラブレコードとなる金額でウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスを獲得していた。
ポルトガルに活躍の場を移して以来、24試合に出場。3ゴール5アシストを記録し、圧倒的な勝ち点差で同国リーグで首位に立つチームに貢献している。
所属元としては、全く急ぐ必要がない。リバプール以外にも関心が届いており、選手の意向も含めつつ、最良の取引を選択することになる。
現時点ではまだまだ具体性が乏しく、ジュード・ベリンガムに大金を投じるため、その他のターゲットに費やす金額をかき集めるかが気になるところ。
はやして、エンソ・フェルナンデスが “赤いユニフォーム” でプレーする日が訪れるのだろうか…?