ハーヴェイ・エリオットやボビー・クラーク、ベン・ドーク、カイデ・ゴードン、カルヴィン・ラムゼイ、ステファン・バイセティッチら将来有望な若手選手を獲得してきたリバプール。カラバオカップやFAカップを中心に出番を得ると、才能の片鱗を見せている。
イギリスがEU(ヨーロッパ連合)を離脱した煽りを受け、2021年1月から18歳以下の外国人選手は獲得禁止。その影響でイングランドやウェールズ、スコットランド、北アイルランドなど英国国内の若手に目を向けており、争奪戦は熾烈を極める。
英『Daily Star』によると、リバプールはサンダーランドに所属する15歳MFクリス・リグに関心を示しており、獲得レースの先頭を走っている。競合クラブは、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、マンチェスター・シティ、ニューカッスルら巨額の資金を持つメガクラブが参戦しているようだ。
セントラルミッドフィルダー、もしくは中盤のサイドでプレー可能。今季はU-18プレミアリーグやプレミアリーグ2で6試合に出場しており、2アシストを決めている。
15歳のため、まだプロフェッショナル契約を結べない。獲得を希望するクラブは、所属元に対して補償金を支払う義務があり、同紙によれば、その金額は250万ポンド(約3億5000万円)ほどと予想している。
同じくサンダーランドの下部組織で育ち、リバプールに旅立ったジョーダン・ヘンダーソンのように、アンフィールドで輝く日がやってくるのだろうか…?