ディオゴ・ジョッタが怪我により離脱中。ルイス・ディアスは復帰間近に思われたものの、痛めていた膝の手術のため、来年3月頃までプレーが難しい。ダルウィン・ヌニェスやモハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノらに負担がかかる中、多忙なシーズンを乗り切るため、新たなフォワードに興味を示しても不思議はない。
コーディ・ガクポ(PSV)やマルクス・テュラム(ボルシア・ メンヒェングラートバッハ)らの名前が取り上げられる中、リバプールがバルセロナで苦戦する元マンチェスター・ユナイテッドFWメンフィス・デパイの動向をモニタリングしていると、西『Marca』が報じた。
オランダで評価を高め、マンチェスター・ユナイテッドに移籍。しかし、イングランドではクラブのごたごたもあり活躍できずに、リヨンに加入。すると、もともとゴリゴリのウィンガーだったプレースタイルにも変化があり、センターフォワードとしての進化を遂げた。
2021年には契約満了と共に、当時ロナルド・クーマン監督が率いていたバルセロナに移籍。オランダ代表でも知る旧知の監督と一緒にバルセロナで活躍すると見られたが、オランダ人指揮官は解任され、同クラブのレジェンドでもあるシャビ監督が就任。
怪我の影響も多少なりともあり、スペイン人指揮官の構想から外れ、この夏にも移籍するのではと噂が飛び交った。ところが、スペインに留まったストライカーだが、状況は改善せずに、この冬の移籍報道がふたたび熱を帯びている。
2023年には契約が満了となり、フリートランスファーで新たなクラブを選べる立場にあるオランダ代表FWだけに、1月に移籍するにしてもその金額が高くなることはないだろう。
年齢はまだ28歳と老け込むには早すぎる。ユルゲン・クロップ監督のサッカーに適応できるかは未知数だが、ミッドフィルダーに多額の資金を準備しなければならないため、また左ウイングやセンターフォワードで起用できるユーティリティ性は有益なオプションになり得る。
はたして、メンフィス・デパイは近くバルセロナを去るのだろうか…また、その移籍先はイングランドになるのか、はたまたイタリアになるのだろうか…?