カタールW杯に臨んだブラジル代表から惜しくも漏れたリバプールFWロベルト・フィルミーノ。クロアチア戦では、同じようなタイプを集めたブラジルは経験豊富な対戦相手を崩せずに、PK戦の末に敗戦。フィルミーノのような前線で魔法をかけれるタイプがいればと思うシーンも多かった。
ドバイでのキャンプでトレーニングに励む同フォワードだが、所属クラブとの契約は2023年
6月末まで。元ブラジル代表FWはリバプール残留を希望しているとも言われる中、来年1月からクラブの許可なく、自由に契約交渉を行えるようになる。
英『MirrorFootball』によれば、アラブ首長国連邦・ドバイに本拠地を置くアル・ナスルSCが元ホッフェンハイムFWに関心を寄せており、ディオゴ・ジョッタやダルウィン・ヌニェスらの加入により、絶対的なレギュラーではなくなった同フォワードに対して、魅力的なオファーを提示し、中東に連れてくることを狙っているようだ。
31歳とこれからの急成長は見込めない選手だが、今シーズンは本来の姿を取り戻しており、ワールドカップ中断前で21試合9ゴール4アシストと大活躍。成績が低迷し、スタンダードに届いていない選手も多い中で、気を吐いている選手のひとり。
ユルゲン・クロップ監督も今季の活躍に限らず、同選手との契約延長に前向きで、すでにクラブと選手は話し合いを進めている。ただし、契約合意がなされていないのも事実であり、来月からは獲得を希望するクラブらが攻勢を強めることだろう。
はたして、リバプールは新たな契約を結ぶことができるのか…それとも、契約満了に伴い、アンフィールドを去ってしまうのか…?