RBライプツィヒではブンデスリーガを代表するミッドフィルダーに成長したギニア代表MFナビ・ケイタ。ユルゲン・クロップ監督もその能力を高く評価し、2018-19シーズンからはリバプールに移籍し、中盤のスタメンとして期待されていた。
ところが、度重なる怪我が襲うことに。長期での離脱こそ少ないが、毎シーズンのように複数回に渡り離脱するのが当たり前。少しずつ試合に出て、コンディションが整ったと思った矢先に怪我を繰り返し、シーズンを通しての戦力としては考えにくい存在となっている。
昨シーズンは怪我の回数が減り、後半戦は試合に出れる状態にあり、負傷癖が治ったかに思えた。しかし、今季もプレミアリーグ開幕戦を前に負傷してしまい、W杯中断前までたった1試合、しかもコミュニティシールドでの出番だけだった。
負傷が多いにも関わらず、2023年6月で契約が切れる同選手との契約延長を望むリバプール。試合に出れない原因が負傷なだけに新契約をすんなり締結するかに見えたが、代理人は年が明けるまで契約交渉を行わないとも言われ、ギニア代表MF本人も出場機会の担保を要求しているとかいないとか。
『SkySportsNews』ダーメッシュ・シス記者によると、契約更新に向けた話し合いがうまく進まなかった場合、この冬の移籍マーケットで27歳ミッドフィルダーの売却も検討すると報じており、同移籍市場で注目の的になるだろうと口にしている。
「リバプールでのキャリアを通じて、彼は怪我の問題を抱え続けた。」
「しかし、彼は今ドバイにいるリバプールのチームと一緒にトレーニングを再開している。」
「もしリバプールが契約を延長しないことを決めたら、1月にビジネスが行われるかもしれないので、間違いなく目が離せない存在だ。」
GIVEMESPORT
中盤の入れ替えに本腰を入れるリバプールは、イングランド代表ジュード・ベリンガムを始め、数多くの若きミッドフィルダーとの関係が噂されている。冬には最低でも1名は補強すると言われ、2023年の夏には大金を投じる見込み。
負傷癖が一向によくならず、絶対的な存在になりきれていないだけに、少しでも移籍金を手に入れたいと考えるのは普通。そこで得た資金を、別のミッドフィルダーに投入し、チームの若返り&レベルアップを図るのもアリ。
はたして、元RBライプツィヒMFの去就はどうなるのだろうか…?