プレシーズンから負傷者が続出したリバプール。序盤戦はミッドフィルダーが不足し、ゲーゲンプレスもかからずに、毎試合のように先制点を奪われる苦しい展開。サディオ・マネが抜けた前線もコンディションが上がり切らず、降格圏内に沈むクラブに敗れるなど不安定なパフォーマンスが続いた。
ミッドフィルダーのみならず、ディフェンスラインにも怪我人が出てきて、前線でもディオゴ・ジョッタやルイス・ディアスらも怪我で離脱。リバプールにとっては恵みの中断期間となったわけだが、ギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスはシーズン後半戦の巻き返しに息巻いている。
「負けたくない試合に何度も負けてしまい、悔しい思いをしてきた。」
「だからこそ、ここで練習している選手たち、全員が全力を尽くしているんだ。」
「僕たちは最高のレベルでいたい。だから、もちろん（悔しい）スタートではあったが、それは論点ではない。」
「大事なのは、もし僕らが目標を達成したいのなら、100％を出し切り、サッカーの試合に勝たなければならないということだ。」
「正直なところ、僕らは非常に厳しいプログラムを実施した。休み明けでも、どの選手もフィジカル的に非常に良い状態で戻ってきたね。」
「僕たちは働かなければならないし、毎日そうしている。毎日、毎日、一生懸命に働いている。選手たちを見ていると、みんな残りのシーズンに向けてハングリーになっているのがわかる。次の試合が本当に楽しみだ。」
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首位のアーセナルとはすでに勝ち点差 “15”。ここからひっくり返すのは難しいそうだが、チャンピオンズリーグ圏内までは勝ち点 “7” のみ。3位ニューカッスルや4位トッテナムとは1試合少なく、実質的には勝ち点差 “4”で、まだまだ逆転可能。
はたして、リバプールは昨シーズンのような巻き返しを果たし、来季のチャンピオンズリーグ出場権を手に入れられるのか。率いては、大物ミッドフィルダー獲得にも繋がるだろう…