カタールワールドカップが終了し、初めてのプレミアリーグでアストン・ヴィラ相手に勝利を手に入れたリバプール。攻め込まれる時間帯もあったものの、モハメド・サラーやフィルジル・ファンダイク、ステファン・バイチェティッチらのゴールで3点を奪い、貴重な勝ち点 “3” を得た。
シーズン後半戦に向けて好発進したリバプールだが、さらなる歓喜が待ち受けていた。マンチェスター・ユナイテッド移籍が濃厚と見られていたオランダ代表FWコーディ・ガクポ獲得に成功。所属するPSVアイントホーフェンが公式サイトに声明を出し、まもなく移籍が完了するそうだ。
「23歳のアタッカーはすぐさまイングランドに出発し、移籍完了に向けた必要な手続きを行う予定です。」
PSV and @LFC have reached an agreement on the proposed transfer of Cody Gakpo.
— PSV (@PSV) December 26, 2022
The 23-year-old attacker will leave for England imminently where he will be subjected to the necessary formalities ahead of the completion of the transfer.
ファブリツィオ・ロマーノ氏(イタリア人ジャーナリスト)によると、移籍金は3700万ポンド(約51.8億円)で、最大で5000万ポンド(約70億円)まで上昇する。契約期間こそ明示されていないが、長期契約にサインする。
所属クラブではキャプテンを務める同フォワードは、今季24試合13ゴール17アシストを記録。カタールW杯では、グループステージで3試合連続でゴールを決め、オランダ代表の中心としてアルゼンチン代表に敗れるまで戦い抜いた。
エリック・テン・ハフ監督率いるマンチェスター・ユナイテッドは、この夏にオランダから多くの選手を獲得。その流れから、PSVのフォワードも加わるものと見られていたが、リバプールがライバルチームを出し抜いた形だ。
ルイス・ディアスやディオゴ・ジョッタらが負傷離脱中。ダルウィン・ヌニェスもまだプレミアリーグに慣れている途中にあり、モハメド・サラーやロベルト・フィルミーノらも30歳を超え、前線の選手が必要な中での将来有望な若きアタッカーの加入は、チャンピオンズリーグ出場権を狙うクラブにとって追い風となる。
左ウイングを本職としつつも、センターフォワードや中盤でもプレーできる万能なフォワードは、アンフィールドでどのようなプレーを見せてくれるのか…楽しみで仕方ない…!!