カタールW杯中断期間を経て、再開後のプレミアリーグで2連勝を飾ったリバプール。アンフィールドでのレスター・シティ戦は多少の運に恵まれたが、2試合で勝ち点 “6” をもぎ取り、シーズン後半戦は違う姿を見せてくれると思った。
しかし、ブレントフォード戦はシーズン前半戦の悪い流れをそのまま引きずった試合展開が続く。ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスが決定機を外すと、流れが徐々にホームチームになり、コーナーキックの流れから不運な形だが、先制点を奪われる。
2度にわたりVARでゴールが取り消され、リバプールにまだ “ツキ” が残っているかに思われた矢先、42分に2点目を叩き込まれ万事急須。ハーフタイムを終え、リバプールがインテンシティを高め、アレックス・オックスレイド＝チェンバレンのゴールで1点差に詰め寄り反撃の狼煙をあげた。
ところが、堅守でリバプールの攻撃を跳ね除け続けるブレントフォード。84分にはリバプールの希望を打ち砕く3点目を奪ってリードを広げる。最後まで攻め続けたアウェイチームだが、ゴール差を縮めるに至らず敗戦を喫した。
この試合で、リバプール唯一のゴールを決めた元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド＝チェンバレンはタフな試合だったと振り返り、2点目を奪えれば試合展開が変わっていたかもと主張しつつも、全体的には十分なレベルに達していなかったと認めた。
「タフだったね。ただ、僕たちは十分ではなかった。難しい試合になることは分かっていたし、セットプレーの脅威も分かっていたのに、うまく対応できなかった。」
「VARで2つのゴールから免れたけど、警告のサインであり、最終的にはその警告から逃れ、リスタート後にずさんな2点目を許してしまった。2-0では難しいね。」
「僕たちも時々うまくいって、いい場面を作ることができたけど、成功をもたらすまで同じことは繰り返されなかった。足元へのボールを求めすぎて、背後への攻めや問題を起こせなかった。」
「2-0、つまりハーフタイムの時点で、僕たちは本当にこの試合に臨み、信じようと思っていた。後半早々のゴールで兆しが見えたけど、残念ながら、2点目をすぐに決めることができなかった。」
「もしそう（2点目を奪うこと）できていたら、違う結末になっていたかもしれない。ブレントフォードは自分たちのプレーをし、本当によくやっており、今夜はその罠に少しはまってしまったようだ。全体的に、僕たちは十分ではなかったね。」
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