7歳でリバプール・アカデミーに加入し、U-18やU-21チームを中心に活躍した弱冠19歳FWマックス・ウォルトマン。その活躍が認められ、昨シーズンにはわずか1分のみだが、チャンピオンズリーグのピッチに立った。
この夏の移籍市場ギリギリで、ドンカスター・ローヴァーズにレンタル移籍を決断。同クラブでは途中出場も多いものの、リーグ戦では9試合に出場。いまだにゴールを奪えずにもがいているが、後半戦からの巻き返しを狙う。
昨季はトップチームでのトレーニングに参加し、リバプールに所属するスター選手たちと練習する機会を得た。慣れない環境ながらも、早くチームに溶け込めるように手厚くサポートしてくれた選手たちの名前を、19歳フォワードが明かしている。
「トップチームでは、みんな面倒を見てくれるし、親身になってくれるんだ。」
「彼らは僕に話しかけ、助けてくれ、導いてくれる。それが僕にとって重要なことの “ひとつ” だった。」
「ジェームズ・ミルナーはそれが上手な選手なんだ。彼は僕を助け、セッションを通して話しかけ、どのようにプレーして欲しいかを伝えてくれる。」
「若い選手にはまさに必要なことだと思う。」
「特にカーティス(・ジョーンズ)とトレント(・アレクサンダー=アーノルド)は、2人とも話をしてくれて、チームに溶け込めるように助けてくれるんだ。彼らは馴染めるように手助けするのがうまくて、チームの一員であると感じさせてくれる。」
「初めてトップチームと練習したときは、レベルが違ったんだ。ちょうどインターナショナルブレイクの終わりに、彼らが戻ってきたところだった。」
「彼らと一緒にトレーニングをしていて、”すごい!これは強度やレベルの面で大きな一歩だ” と思ったんだ。」
Liverpool Echo
レンタル先では成功しているとは言い難く、来夏のプレシーズンでチームに戻ったとしても、トップチームでポジション争いに絡めるほどでもない。まだまだ若いため、来シーズンもレンタル移籍で武者修行するのも選択肢になり得る。
はたして、若きフォワードは覚醒の時を迎え、アンフィールドでレギュラーの座を掴む未来はやってくるだろうか…?