ドイツからアンフィールドにやってきたブラジル出身FWロベルト・フィルミーノ。加入してからの活躍は言うまでもなく、サディオ・マネやモハメド・サラーと阿吽の呼吸を見せ、数々のゴールを奪い続けた。
世界でも最強と謳われたフロントスリーも年齢には敵わない。3人の中でも最年長の元ブラジル代表フォワードは、30歳を超えたあたりから負傷が目立ち、離脱期間こそ長くないものの、シーズンを通して何度もベンチ外になることも。さらには、ゴール前での決定力も批判の的になることもしばしば。
今シーズンは得点力が回復し、21試合が終了した時点で9ゴール。カタールW杯明けの試合には怪我のため出場できていないが、他のフォワードとは異なるプレースタイルで、前線での攻撃強化に貢献している。
しかし、同フォワードとリバプールとの契約も残り半年。いまだに契約更新に合意できておらず、中東などのクラブから関心が届いている。『Sky Sport Germany』フロリアン・プレッテンベルク記者によれば、リバプールとの契約には前向きだが、慌てて決断を下すことはないと断言している。
「彼はリバプールとの契約延長に傾いていて、本人も満足しているが即決ではない。交渉は続いており、前向きだ。しかし、サウジアラビアからのオファーもある。いくつかのクラブがプッシュしているが、アル・ナスルではない。」
News #Firmino: He is still leaning towards a contract extension with Liverpool, he is happy but no fast decision. Talks ongoing and positive. But: He has requests from Saudi Arabia. Some clubs are pushing. But not Al-Nassr. #LFC @SkySportDE 🇧🇷 pic.twitter.com/B3h3t8QLhl
— Florian Plettenberg (@Plettigoal) January 4, 2023
ダルウィン・ヌニェスやルイス・ディアス、ディオゴ・ジョッタらとも異なる特徴を持ち、世界を見渡しても稀有な存在。年齢による衰えや負傷の多さは気がかりだが、単年から2年契約であれば積極的にオファーを出すべきだろう。
はたして、リバプールとロベルト・フィルミーノは無事に新たな契約を締結できるのだろうか…?