プレミアリーグ前節、ブライトン戦で散々なパフォーマンスを披露してしまったリバプール。前線と中盤でのプレスを簡単に交わされ、守備陣も組織的には対応できず、個々の力で失点を防いでいたが、後半開始早々の失点ですべてで崩壊。
攻撃においても良いところはなく、ユルゲン・クロップ監督もここまで酷い試合は記憶にないと発言するほど。そんな試合からの立て直しを図るためにも負けられないFAカップ・3次ラウンドのウルブス戦は、ブライトン戦で機能していなかったプレスが戻ってきた。
もっと得点できたが、この試合で唯一のゴールを奪ったリバプールMFハーヴェイ・エリオット。豪快なミドルシュートを叩き込んだイングランドU-21代表MFは、今回の勝利が今後に向けての良いキッカケになったと、これからの巻き返しに自信をのぞかせた。
「間違いなく、いいキッカケを掴めたと思う。ここ数試合は思うようにいかず、自分たちの力を出し切れなかったが、今夜は次の数試合への足がかりになったと思うよ。」
「この結果を週末の次の試合(対チェルシー)につなげればいいだけだ。タフな試合になるだろうが、次の試合に臨むには完璧な流れだ。」
「自信に満ち溢れているし、ホームのアンフィールドでプレミアリーグを盛り上げられるといいね。」
「僕らにとって大きな意味を持つ勝利だ。ファンも大きな助けになっている。彼らは何があっても常に僕らの味方でいてくれる。」
「個人的には、チームと僕自身から、僕らを支えてくれているファンへの感謝の気持ちでいっぱいだよ。世界一のファンがいて、毎試合、最高の応援をしてくれる。」
「僕らにとってはとても重要なことで、ただそこに行って、自分たちの能力を最大限に発揮して、彼らのためにショーがしたいんだ。今夜は寒かったと思うので、本当にありがとう。」
BBC Sport