ジョーダン・ヘンダーソンやジェームズ・ミルナー、チアゴ・アルカンタラらが30歳を超え、ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレン、カーティス・ジョーンズらは復帰したものの、再びいつ怪我するか分からない。
世代交代は避けられず、ファビーニョのパフォーマンスも上がらない中、モイセス・カイセド(ブライトン)やルベン・ネヴェス(ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ)らプレミアリーグで活躍する選手への関心も伝えられている。
ジュード・ベリンガム獲得のためにも、この冬には新たなミッドフィルダーを獲得しないとも言われるリバプールだが、カタールW杯でも活躍したクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチに関心を強めており、1月中にも動く可能性があると、伊『Calciomercatoweb』が報じた。
昨夏に続いて、新たなミッドフィルダー探しに苦戦しているリバプール。元ブラジル代表MFアルトゥールをローン移籍で獲得したものの、トップチームでプレーする機会はほとんどなく、現在は怪我によって離脱中。
そんな中、ステファン・バイチェティッチが台頭。ナビ・ケイタやアレックス・オックスレイド=チェンバレン、カーティス・ジョーンズらも負傷から戻ってきており、中盤の枚数だけで言えば緊急度は低くなった。
ただし、中盤でのプレスは依然として課題であり、世代交代含めてミッドフィルダー陣の入れ替えは避けられない。イングランド代表MFだけではなく、最低でも2枚はミッドフィルダーを獲得したいところで、今夏にはリバプールには珍しく、選手売却を無視した大型補強がなされるかもしれない。
世代交代という観点から、30歳になったクロアチア代表MFに動くとは考えにくい。豊富な運動量と正確なパスで後方から攻撃を組み立てられるだけに、ファビーニョの控えとして面白いオプションであるが、年齢と所属するインテル・ミラノで主力であることを考えると、安価な移籍金で手に入るとは思えない。
契約満了が2026年とまだまだ先であることも移籍を難しくさせる。実現可能性が低いゴシップ記事としての認識で問題なさそうだが、そんな観測を覆して、アンフィールドにやってくることはあるのだろうか…?