リバプールとナポリが、デンマーク代表MFイェスパー・リンドストロムを巡り争奪戦を展開か!?

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Liverpool and Napoli are battling over Danish midfielder Jesper Lindström! 移籍

ユルゲン・クロップ監督の第一政権を支えた主力選手たちが30歳を超え始め、衰えが目立ち始めたリバプール。粋の良い若手選手がいるものの、中堅選手の多くのスタメンを掴みきれておらず、負傷者が多かったことも重なり、今シーズンは低調なパフォーマンスに終始。

マンチェスター・シティやボーンマスなど相手に良いプレーを見せる試合もチラホラあるものの、降格圏内に沈むチームに2連敗してみたりと安定感に欠けた戦いが続いており、ふたたびプレミアリーグ優勝を争うチームに生まれ変わるためにも、積極的な世代交代は避けられない。

ジュード・ベリンガムやモイセス・カイセドら中盤の選手を中心に関心が報じられているリバプールだが、アイントラハト・フランクフルトに所属するデンマーク代表MFイェスパー・リンドストロムに興味を示しており、ナポリとの争奪戦に発展する可能性を、デンマーク紙『Tipsbladet』が伝えた。

2021年の夏にブレンビーIFからブンデスリーガに挑戦したデンマーク代表MFは、ここまで61試合13ゴール11アシストと攻撃を牽引。今シーズンも22試合8得点2アシストを記録しており、本職の攻撃的ミッドフィルダー以外にも、左右のウイングでも起用されている。

カタールW杯にも出場した22歳のミッドフィルダーは、長い脚ながらも小刻みなドリブルで相手のマークを振り切り、チャンスメイクを行う。自らも得点を奪える点は最大の強み。卓越した能力で、昨シーズンにはヨーロッパリーグを制覇という栄冠を同クラブにもたらした。

左右のウィンガーとしてもプレー可能なアレックス・オックスレイド=チェンバレンが今季限りでの退団がほぼ決定的であり、中盤でも前線でも起用できるユーティリティ性の高いデンマーク代表MFは貴重なオプションになり得る。

しかし、モハメド・サラーはじめ、ダルウィン・ヌニェス、ルイス・ディアス、ディオゴ・ジョッタ、コーディ・ガクポらと定位置争いをしなければならず、移籍したとしてもアンフィールドではベンチ要員になることだろう。

また、現状のリバプールには攻撃的ミッドフィルダーやセカンド・ストライカーのポジションがなく、昨夏に加入したファビオ・カルヴァーリョもポジションに苦戦気味。現実的にはインサイドハーフないし守備的ミッドフィルダーが最優先で、センターバックも加えられるのであれば、1枚は補強したいところ。

現時点では、リバプールが同ミッドフィルダー獲得に乗り出す確率は限りなく低いように感じるが、そんな予想を跳ね返し、デンマーク代表MFがアンフィールドでプレーする日はやってくるのだろうか…?

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