モハメド・サラーやロベルト・フィルミーノ、ディオゴ・ジョッタ、ルイス・ディアス、ダルウィン・ヌニェス、コーディ・ガクポら強力フォワード陣を擁するリバプール。ハーヴェイ・エリオットやファビオ・カルヴァーリョ、ベン・ドークら20歳前後の若手も多く、陣容は充実している。
サラーやフィルミーノら黄金世代を引っ張ったフォワード陣は30歳を超え、全盛期のパフォーマンスからは落ち込んでおり、負傷で試合から離れる時期も多くなってきている。そんな中、未来に向けた投資を進める上でのスカウティングには余念がない。
英『The Telegraph』のマイク・マグラス記者によれば、リバプールとブライトンはLASKに所属する日本人FW中村敬斗に関心を寄せており、同選手のパフォーマンスをチェックするためにスカウトを派遣し、今後も動向を追っていくようだ。
LASK forward Keito Nakamura subject of approaches from FC Augsburg and Reims but the Japanese player is set to stay with Austrian Bundesliga club for season.
— Mike McGrath (@mcgrathmike) January 30, 2023
Liverpool & Brighton have sent scouts to watch him his season (8 goals+3 assists/15 apps) & will monitor him #LFC #BHAFC
この冬には、アウクスブルクやランスからの関心を伝えられていたものの、オーストリア・サッカー・ブンデスリーガに残留。2021年の夏にガンバ大阪から加入した22歳フォワードは、今季18試合11ゴール6アシストを決めている。
もし左ウイングを主戦場とする同選手がリバプールに加入すれば、昨シーズンまで在籍していた日本代表FW南野拓実に続き2人目に。レギュラーこそ掴めなかったが、カップ戦では多くのゴールでチームの勝利に貢献していたが、現在はフランスで苦戦を強いられている。
ただし、リバプールの左ウィンガーは過剰気味。ディアスやガクポ、ジョッタらは同じく左ウイングでのプレーを得意とする選手たちで、オフサイドラインを破るランニングが得意なヌニェスも左のウィンガーが合っていそうだ。
エリオットやカルヴァーリョらも今シーズンは同ポジションで起用されており、補強はあまり必要ない印象が強い。数々の選手のパフォーマンスを追っているリバプールだけに、あくまで候補の一人でしかないが、日本人としてはプレミアリーグで活躍する日本人が増えることにワクワクしてしまう。
はたして、リバプールでスタメンの座を奪う日本人選手は現れるのだろうか…?