今季はプレシーズンからトップチームに帯同し、親善試合でも落ち着いたプレーぶりを披露していた18歳MFステファン・バイチェティッチ。リバプールは中盤に負傷者が相次いだこともあり、シーズンが始まっても多くの試合でベンチ入りを果たし、ここまで13試合で出番を得ている。
昨年末に行われたアストン・ヴィラ戦では初ゴールを奪うなど活躍すると、ファビーニョの不調もあり、スタメンでの出番が増えることに。クロップ監督の起用に応えるように、レギュラーの座をつかんでからの試合では毎試合においてマン・オブ・ザ・マッチ級のパフォーマンスを継続中だ。
そして、18歳ミッドフィルダーはこの度、初めてのクラブ月間最優秀選手（1月）に選ばれた。リバプール公式サイトでの投票により決定するこの賞において、ハーヴェイ・エリオットやチアゴ・アルカンタラの票数を超えて受賞に至った。
クラブ公式サイトとのインタビューに応えた若きリバプールMFは、月間最優秀選手に選ばれたことに対しての喜びを語りつつ、シーズンを通して自信が高まっていると赤裸々な気持ちを明かした。
「ファンや 選手、スタッフ、そしてもちろん家族、友人、彼女、みんなに感謝しているし、ほんとに幸せで、満足しているよ。」
「トップチームに昇格して以来、彼ら（ファン）は僕を応援してくれていて、とても幸せなことだね。ここでプレーすることを楽しんでいるし、今シーズンは僕にとって素晴らしいものだった。おそらく、これまでで最高のシーズンだったと思う。できることなら、ここに（何年も）いたいね。」
「2ヶ月前にそう（月間最優秀選手賞の受賞）言われても信じられなかったはずさ。でも、現実になったし、信じないといけないね。」
「プレシーズンもシーズン中もずっとトップチームで過ごしてきた。だから、ピッチの外でも、ピッチの中でも、選手たちに対してもっと自信を持てるようになった。」
「いくつかの試合でプレーすることができ、僕は今シーズンで最も自信に満ちた時期にいる。自分自身に対しての自信を深めて、自分にできることを見せられているよ。」