今シーズン限りでリバプール退団を決断…ロベルト・フィルミーノ代理人がその舞台裏を吐露!

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Decided to leave Liverpool at the end of the season... Roberto Firmino's agent reveals what happened behind the scenes! 移籍

2015年の夏にリバプールに加わった元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノは、フロントスリーの一角を担い、数々のゴールを演出しつつも、自らもゴールを奪ってきた。プレミアリーグのみならず、世界でも類を見ないプレースタイルは、チーム内でも貴重な存在となっていた。

リバプールとの契約は今シーズンまでとなっており、クラブと交渉を進めていた。ユルゲン・クロップ監督も残留を熱望し、契約更新にも近づいているとの報道も出ていた中、元ホッフェンハイムFWは今季限りでの退団を決断。アンフィールドでの旅路は8年で終わりを告げることに。

今回の決断を裏方として見守ってきた同選手の代理人、ロジャー・ヴィットマン氏は契約更新しないと決心するまでには長い時間が必要で、決して簡単なものではなかったと吐露。加えて、熟考期間に別のクラブと話し合いを設けることはなく、あくまで自らの未来と向き合った結果であることを強調した。

「これから2〜3週間、ロベルト・(フィルミーノ)のプランは、監督とリバプールに、最後にもう一度、彼のベストバージョンを見せて別れを告げることだ。これが彼の望んでいること。」

「近い将来、それがどういう意味を持つのか、彼はさっぱりわかっていない。我々が交渉している間、 “他の人とは話したくない、その必要はない” と伝えてきた。クラブと一緒に決めたことだと言っていたよ。」

「フリーエージェントになる選手で、他のクラブと話す必要はないと言われたのは、人生で初めてのことだったんだ。だから、彼は他のクラブや金銭面がモチベーションになっているわけではなく、それらとはかけ離れたところにいる。」

「クラブは彼に時間を与え、プレッシャーを与えなかった。そして、他のクラブと話すことすら求めなかった。私たちにとっては簡単なことだが、それは彼の本意ではなく、自分の道を切り開くためだった。これは、通常のビジネスとはかけ離れたものだ。」

「選手にとって最も簡単な決断ではなかった。家族とともに決断するのに長い時間がかかり、その決断には愛が込められていた。」

「ロベルトは穏やかな男で、”これまで時間を過ごしてきたが、そろそろ潮時だ。リバプールは監督や同僚、みんなと一緒に、自分の人生の中で最高で、最も成功した時間だった” と言っていた。信じられないような旅だったよ。」

「 “リバプールでの感覚は、何にも敵わない” とも口にしていた。このクラブ、人々、そのすべて。彼が決断を下すという噂はたくさんあったし、クラブもそうだったが、すべてが平和だった。」

「彼はプレミアリーグで史上最高のブラジル人スコアラーであり、普通の人とは違い、一流の人間なんだ。彼も本当に、本当に悲しんでいた。新しいチャレンジになると伝えられたとき、それは信じられないほど心が揺さぶられたよ。」

Football Insider

絶えない笑顔と献身性からチーム内でも愛され、アンフィールドのサポーターからも愛され続けた。今季限りでの退団は悲しいが、同選手の決断を尊重しなければならない。新天地がどこになるにせよ、新たなクラブでの活躍を期待し、可能な限り動向を追っていきたい。

とはいえ、まだリバプールでのプレーは続く。残り少なくなったアンフィールドでの時間を噛み締めつつ、極上のパフォーマンスを見せてくれるだろう…

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