リーグカップを制覇したマンチェスター・ユナイテッドは、ゴール前で爆発中のイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードを筆頭に、今シーズンは見違えるパフォーマンスを披露している一方、リバプールは苦しいシーズンを過ごしてきた。
負傷者の多さに頭を抱え、主力組のコンディションが整わず、新戦力も噛み合わず。ところが、チャンピオンズリーグを除き、直近5試合で調子が上向いてきた。そんなチーム状況で行われたライバルチーム同士の対戦は、拮抗した試合展開になるかに思えた。
前半はともに手堅い戦いぶりで、43分にコーディ・ガクポが決めたゴールのみでハーフタイムに突入。しかし、後半は一方的な展開になり、リバプールが6点を追加し、クリーンシートも達成。7点差で歴史的な勝利を収めた。
アンフィールドで完璧なまでにユナイテッドを葬ったリバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、終始アグレッシブに戦い続けたチームのパフォーマンスをベタ褒め。一方で、次の試合に繋げなければならないと気を引き締めることも忘れていない。
「素晴らしい結果で、最高のパフォーマンス。試合開始から本当に最高のパフォーマンスだったし、試合の入りは本当に特別で、長い、長い、長い、長い、長い、長い、長い、長い、長い時間の中で最高のものだったと思う。」
「我々は積極的でありながら、サッカーをしていた。適切な場面では落ち着いていて、それ以外の場面では超活発で、スーパーアクティブだった。そして、25分が経ってからは少しオープンな展開になった。」
「マンチェスター・ユナイテッドがチャンスも作りかけていたが、前半終盤でのゴールはセンセーショナルだったね。ロボ(アンディ・ロバートソン)が中に切り込んで、とても落ち着いていたことで、私たちが求めていたように、正しいポジションにつくための時間を与えてくれた。そして、コーディ(・ガクポ)がロボの意図を素早く汲み取り、スーパーフィニッシュを決めた。」
「後半は2ゴールで始まり、これ以上ないほどのスタートを切れた。そこから、選手たちが躍動した。我々に対抗するのが本当に難しくなった。私が言ったように、パフォーマンスは重要で、勝ち点3はさらに重要だ。そして、結果は結果でしかない。」
「長い歴史の中でも、最高のパフォーマンスのひとつだった。ある意味、誰もが選手たちの実力を目の当たりにしたと思う。」
「ダルウィン(・ヌニェス)が落ち着いていたら、その将来的な影響力について、誰も疑わなかったと思う。コーディ(・ガクポ)は、ピッチの中で最も難しいエリアで、トリッキーなマンマークを採用する相手にプレーしたが、そこでいかに自分を見失わずに、他の選手を俯瞰している。(モハメド・)サラーはサラーだったし、ミッドフィルダーも至る所にいた。」
「ハーヴェイ(・エリオット)は先日のウルブス戦で、今シーズンのプレミアリーグで最も鋭いカウンタープレスを披露した。それがスタメンの保証にならないとしたら、正直なところ、私には理解不能だ。それに、ボール扱いも非常に重要な要素だった。」
「ヘンド(ジョーダン・ヘンダーソン)は前の試合では先発しなかったが、今夜は信じられないほど素晴らしいパフォーマンスだった。ファビーニョも戻ってきた。最終ラインも今が一番良い時期だし、そうでなければいけないと思う。言ったように、この結果を次の試合につなげなければならない。それが、私たちの目指すところだね。」
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