PSVアイントホーフェンの下部組織で育ち、キャプテンまで務めるまでに成長。通算159試合55ゴール50アシストを記録したオランダ代表FWコーディ・ガクポは、この冬にマンチェスター・ユナイテッドとの争奪戦を制したリバプールに移籍した。
まだまだプレミアリーグやリバプールに慣れる必要はあるが、オランダ時代とは違い、センターフォワードでプレーし、高いポテンシャルを見せ始めている。
カタールW杯でも活躍した長身フォワードだが、昨夏にリーズ・ユナイテッド移籍に迫っていたことで知られる。クラブ間合意にも達していたものの、最終局面で破談になっていた。リーズ・オーナーであるアンドレア・ラドリツァーニ氏はその裏側を暴露し、オランダ代表監督のルイ・ファン・ハールに恨み節を爆発させた。
「コーディ・ガクポとの契約は、あと少しだった。8月のデッドライン・デーには、PSVとの間でも合意していたんだ。そして、ルイ・ファン・ハールのせいで崩壊したんだ。」
「ルイ・ファン・ハールがガクポに電話し、ワールドカップがあるから待つようにと言った…そして、彼はリバプールに加入した。」
DAZN
パトリック・バンフォードが不調なリーズにおいて、今季10ゴールと高い決定力を見せていた元スペイン代表FWロドリゴも離脱中。守備面にも課題を残している同クラブは、熾烈な残留争いに巻き込まれており、ジェシー・マーシュ監督も解任された。
もしもコーディ・ガクポ…どこまでゴールに関与できていたかは誰にもわからない世界線であり、もしかすると、もっと順位が高い位置に付けていたかもしれないが…